「つくばでピラティスを始めたい。でも、スタジオがたくさんあって、どこを選べばいいか分からない」
ここ数年で、つくば市内にはピラティススタジオが一気に増えました。マシン、マット、グループ、パーソナルと種類も多く、料金もさまざまです。
この記事では、つくばのピラティススタジオの料金相場、マシンピラティスとマットピラティスの違い、そして後悔しない選び方を、理学療法士の立場から解説します。
先に結論をお伝えすると、選ぶときに確認してほしいのは次の3つです。
- 目的に合った種類か(マシンかマットか)
- 一度に何人を見る指導か
- 続けられる料金・通いやすさか
つくばのピラティススタジオの料金相場(2026年10月時点)
つくば市内のピラティススタジオの料金を、種類ごとにまとめました。
| 種類 | 月4回の料金の目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| マット・グループ | 約7,900〜9,600円 | 器具を使わずに行う |
| マシン・グループ | 約8,800〜15,400円 | 専用マシンを使い、定員3〜12名ほどで行う(スタジオにより異なる) |
| マシン・パーソナル(1対1) | 約26,000〜40,000円 | 専用マシンで、インストラクターを独り占めできる |
| マット・少人数制(Kick&Core) | 13,980円 | 最大4名。理学療法士が毎回指導 |
※つくば市内のピラティススタジオの公式サイトに掲載された料金・定員(2026年10月確認・税込)をもとに、当店でまとめた目安です。入会金やキャンペーンで変わるため、最新の情報は各スタジオでご確認ください。

Kick&Coreの料金は、マットのグループより高く、マシンのグループと同じくらいで、1対1のマシン・パーソナルと比べると約半分〜3分の1です。少人数で一人ひとりの動きを見ながら、続けやすい料金を目指しています。
マシンピラティスとマットピラティスの違い
つくばのピラティススタジオは、マシンピラティスが中心です。ただ、マシンとマットは、どちらが上というものではありません。役割が違います。

| マシンピラティス | マットピラティス | |
|---|---|---|
| 体の支え | マシンのばねが動きを助けてくれる | 自分の体だけで支える |
| 始めやすさ | サポートがあるので、動きの感覚をつかみやすい | 最初は難しく感じることもある |
| 日常生活への生かしやすさ | サポートがない場面への置きかえが必要 | 器具なしで動けるので、そのまま生かしやすい |
| 料金の傾向 | マシンの設備があるぶん高め | 比較的おさえやすい |
ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティスが1945年の著書で紹介したのは、器具を使わずに行う34のマットエクササイズでした。マシンを使う種目も、その原型はマットの動きにあるとされています(※1)。
マシンとマットの違いをもっと詳しく知りたい方は、マシンピラティスとマットピラティスの違いもあわせてご覧ください。
つくばのピラティススタジオの選び方3つ
① 目的に合った種類か
動きの感覚をつかみたい、まずは楽しく体を動かしたいなら、サポートのあるマシンは始めやすい選択です。一方で、姿勢を良くしたい、日常の動きを変えたいなら、自分の体だけで動くマットが向いています。
② 一度に何人を見る指導か

ピラティスは、小さな体の癖で効果が大きく変わる運動です。人数が多いクラスでは、インストラクターが一人ひとりの癖まで直しきれないことがあります。「通っているのに効果を感じない」という方の多くが、ここでつまずいています。くわしくはピラティスは効果ない?で解説しています。
③ 続けられる料金・通いやすさか
腰痛へのピラティスの効果を調べた研究のまとめでは、ピラティスはほとんど何もしない場合に比べて痛みや動きにくさを改善した一方、ほかの運動より明らかに優れているとまでは言えない、とされています(※2)。大事なのは、自分に合った運動を続けることです。料金、通いやすさ、雰囲気も含めて選びましょう。
理学療法士が「あえてマット」で指導する理由
Kick&Coreでは、マシンではなくマットピラティスを採用しています。理由は、実生活に生かしやすいからです。

日常生活には、体の動きをサポートしてくれる器具はありません。良い姿勢を身につけたいと思っても、いつまでもサポートがある状態では、それを日常で保つのは難しくなります。
実際に、市内のマシンピラティススタジオに通っていた方を見ていると、サポートがある状態では上手に体をコントロールできても、サポートがなくなると途端に難しくなる方が少なくありません。
ピラティスの創始者が最初にまとめたのは、マットのエクササイズでした。創始者の教えを受け継ぐ指導者たちも、マシンは本来「マットの動きを身につけるための補助」として作られたもので、最終的な目標はマットで自分の体を扱えるようになることだ、と説明しています(※3)。
だからこそ、自分の体だけで、正しく体を動かせるようになることを目標に、マットピラティスで指導しています。
Kick&Coreのマットピラティス
通われている方
30〜50代の女性が比較的多く、男性も通われています。猫背や反り腰の姿勢の方が多く、つくば市内のマシンピラティススタジオに通った経験のある方も多くいらっしゃいます。

レッスンの流れ

- ウォーミングアップ(5〜10分):体を温め、柔軟性を高める運動から始めます
- エクササイズ:仰向け、横向き、四つ這いなど、さまざまな姿勢で行います
- その日に合わせた調整:参加されている方の調子や体の癖を見て、メニューを調整します
ストレッチポール、ピラティスリング、スパインコレクターなどの道具を使ってレッスンを行います。最大4名・1回40分の少人数制なので、理学療法士が一人ひとりの動きを見ながら進めます。料金は料金プランのページをご覧ください。
キックボクシングとの組み合わせ
ピラティスで体を整えたあと、別の日にキックボクシングのレッスンに参加する方もいます。それぞれの運動で、得意なこと・苦手なことが違うため、効果を補い合うように組み合わせる方もいらっしゃいます。
実例:マシンに1年半通っても変わらなかった方
つくば市内のマシンピラティススタジオに1年半ほど通っていたものの、いまいち効果を感じられなかった方がいました。
Kick&Coreでマットピラティスを続けるうちに、姿勢が改善しただけでなく、脚の張り感が減り、脚が細くなったとお話しくださっています。
ほかにも、「猫背や巻き肩がなくなり、周りから『身長が伸びた?』と言われた」という声もいただいています。
※個人の感想です。効果には個人差があります。
姿勢のお悩みがある方へ
つくばのピラティスに関するよくある質問
マシンピラティスの経験がありますが、マットは物足りなくないですか?
支えてくれる機器がないぶん、自分の体を支えるすべてを自分で行うため、正しく行うとマットのほうがごまかしが効きません。マシン経験者の方ほど「マットのほうが効く場所が分かる」と驚かれることが多いです。
体が硬くても、運動が苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。最初の5〜10分で体を温め、柔軟性を高める運動から始めます。その日の調子や体の癖を見て、無理のない内容に調整します。
男性も通えますか?
はい。30〜50代の女性が比較的多いですが、男性も通われています。
マシンピラティスと併用してもいいですか?
問題ありません。マシンで動きの感覚をつかみ、マットで自分の体だけで動けるように練習する、という組み合わせも一つの方法です。
腰痛があってもピラティスはできますか?
多くの場合、体の状態に合わせて行えます。ただし、脚のしびれや、何もしなくても痛い場合などは、先に整形外科を受診してください。体験の前にも確認します。
キックボクシングと組み合わせることはできますか?
できます。ピラティスで体を整えたあと、別の日にキックボクシングのレッスンに参加する方もいます。目的に合わせて組み合わせ方をご提案します。
まとめ:つくばのピラティスは「目的」と「続けやすさ」で選ぶ
- つくばのピラティスは、月4回でマット・グループ約7,900〜9,600円、マシン・グループ約8,800〜15,400円、マシン・パーソナル約26,000〜40,000円が目安
- マシンはサポートがあって始めやすい。マットは自分の体だけで動くので、日常生活に生かしやすい
- 人数が多いクラスでは、細かな体の癖まで直しきれないことがある
- 大事なのは、自分に合った運動を続けること
つくばで、姿勢や日常の動きを変えるためにピラティスを始めたい方は、まずは体験で、理学療法士と一緒に今の体の状態を確かめてみてください。質問だけでも構いません。
参考文献:※1 Pilates JH, Miller WJ. Return to Life Through Contrology. 1945(34のマットエクササイズを収録)。※2 Yamato TP, et al. Pilates for low back pain. Cochrane Database Syst Rev 2015;(7):CD010265。※3 De Vivo K. The Pilates Mat: Just You and the Work. Gratz Pilates / Altman A. The Ultimate Guide to Pilates Equipment. Pilates Anytime。※料金はつくば市内のピラティススタジオの公式サイト等(2026年10月確認)をもとにした目安です。本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を目的とするものではありません。監修:高任良知(理学療法士)

