つくばで腰痛を運動で改善したい方へ|「腰は被害者」その痛み、犯人は股関節と背中かもしれません(理学療法士が解説)

マットの上で股関節と背中を動かすエクササイズをする女性|つくばの腰痛改善

「マッサージや整体に行っても、すぐ腰痛が戻る」「湿布を貼ってやり過ごしている」——つくばで慢性的な腰痛に悩んでいませんか?

結論から言います。腰痛は、腰だけをケアしても変わりにくいことがあります。 理学療法士として見ていると、腰は”被害者”で、本当の原因(犯人)は腰を挟む股関節と背中の硬さにあるケースが多いのです。そして腰痛には、安静にしすぎず適度に体を動かすこと、運動を続けることが役立つと、質の高い研究でも一貫して示されています(※1)。

※ただし、次のような場合は運動より先に医療機関を受診してください:脚のしびれや力の入りにくさが進む/お尻や陰部の感覚が鈍い・排尿排便がしにくい/安静にしても痛む・夜間に強く痛む/発熱や体重減少をともなう/転倒など強い外傷のあと。これらは背骨や神経の重い病気のサインのことがあります。

目次

腰痛で来られる方に共通すること

  • デスクワークの方も、立ち仕事の方も多いです
  • 姿勢のタイプでは反り腰の方が多く、腰痛と併発していることがよくあります
  • 腰を”ひとまとまり”で使う癖がついている——背骨(腰椎)を一つひとつ分節的に動かすのが苦手で、腰を一塊のようにして動かしてしまう
  • 整体やマッサージに通っても、変わらない・すぐ戻るという方が多い

なぜ、腰だけケアしても戻るのか

「腰が痛い=腰が悪い」と思われがちですが、実はそうでないことが多いのです。

腰は”被害者”。犯人は、腰を挟んでいる股関節と背中(胸椎)の硬さであることが多い——これは私が臨床で大切にしている見方です。股関節や背中が硬くなって動きが悪くなると、その動きを腰が代わりに頑張ってカバーします。結果として腰を使いすぎてしまい、張りや痛みが出る。腰に張りを作っている原因が腰以外の場所にあるから、腰だけに対処しても良くならない・すぐ戻ってしまうのです。

(※股関節の硬さや動きと腰痛の関連は研究でも報告されていますが、「股関節が硬いから必ず腰痛になる」と因果を断定できるほど強い証拠はまだありません。あくまで、腰だけでなく全身を診て動かすことが理にかなう、という考え方です。※2)

だから、整体やマッサージが無駄というわけではありません。受けた直後は楽になります。ただ、それは受け身のケアで一時的。主要な診療ガイドラインも、腰痛は”受け身の治療だけ”でなく、自分で体を動かすことを柱に据えるよう勧めています(※3)。 整体が悪いのではなく、役割が違うということです。反り腰姿勢の戻りやすさについても、同じ考え方で解説しています。

「安静にしすぎない」ことも大切です

腰が痛いと、つい安静にしがちです。でも、長く安静にしすぎるとかえって回復が遅れることがわかっており、痛みに応じて動ける範囲で活動を続けるほうがよい、というのが国際的な共通見解です(※1)。

また、画像検査で「椎間板が変性している」などと言われても、無症状の人にもごく普通に見られる加齢変化であることが多く、必ずしも痛みの原因とは限りません(※4)。過度に不安がって動くのをやめる必要はありません(もちろん、前述の受診サインがある場合は別です)。

Kick&Coreの腰痛アプローチ

腰痛といっても原因はさまざまです。Kick&Coreでは、まず理学療法士があなたの腰痛が何によって出ているのかを大まかに分類します。

  • 硬さが原因のタイプ → 硬い股関節・背中・腰をゆるめる。キックボクシングやピラティスなど、その方の好みに合うメニューから
  • 体幹の筋力・インナーマッスルの低下が大きいタイプ → マットピラティスで、腰を支える力を育てる
  • 体の使い方に問題があるタイプ → マットピラティスやファンクショナルトレーニングで、腰を一塊でなく分節的に動かす/股関節と背中を使えるように再学習する

「どの運動が一番か」は研究でも決着していません。だからこそ大事なのは、専門家の評価のもとで、あなたが続けられる運動を選ぶこと。理学療法士が毎回直接、あなたの体に合わせて調整します。

自宅でできる、腰痛セルフケア

  1. 硬さが気になる方は、腰・股関節まわりのストレッチ——お風呂上がりなど、体が温まっているときに気持ちよい範囲で
  2. お腹の力が抜けやすい方は、”ドローイン”(呼吸のエクササイズ)から——仰向けで息を吐きながらお腹をへこませ、お腹の奥の筋肉を働かせる感覚をつかむ。慣れてきたらピラティスの動きへ
  3. 股関節と背中を動かす習慣を——腰だけで動かず、股関節から曲げる・背中を丸めたり反らせたりして、腰以外がしっかり動くように
  4. 安静にしすぎず、こまめに動く——同じ姿勢を続けない。痛みに応じて、できる範囲で日常の活動を続けましょう

【実例】立ち仕事の腰の重さ、歩くときの痛みが気にならなくなった

ある会員さんは、立ち仕事をしていても腰が気にならなくなったとのこと。別の方は、歩くときに感じていた腰の痛みが、気づいたらなくなっていたと話してくれました。(※効果には個人差があります)

Kick&Coreでできること

理学療法士が、あなたの腰痛のタイプ(硬さ・筋力・使い方)と、股関節や背中まで含めて評価し、腰を守りながら”動ける体”へ導く運動を組み立てます。最大4名・1回40分・完全予約制。93%が運動初心者からのスタートです。

料金は月4回13,980円〜(1回あたり2,298円〜・回数繰り越しOK・在籍縛りなし・違約金なし)。詳しくは料金プランのページをご覧ください。つくば市天久保1-17-15 BellBox101(駐車場あり)。

よくある質問

Q. 腰痛があるのですが、運動しても大丈夫ですか?

多くの場合、安静にしすぎるより、動ける範囲で運動を続けるほうが回復に役立つとされています。ただし脚のしびれ・力の入りにくさ、排尿排便のしにくさ、安静時・夜間の強い痛み、発熱などをともなう場合は、まず医療機関を受診してください。Kick&Coreでは理学療法士が状態を確認してから安全に進めます。

Q. 整体やマッサージに通うのは無駄ですか?

無駄ではありません。受けた直後に楽になる価値はあります。ただ一時的で戻りやすいため、ガイドラインでも「自分で動くこと」を柱に勧めています。ほぐす+自分で動かす、の組み合わせが理想です。

Q. どんな運動が腰痛に良いですか?

特定の運動が飛び抜けて良いという証拠はなく、続けられる運動が最良とされています。当スタジオでは原因のタイプに合わせ、ストレッチ・ピラティス・ファンクショナルトレーニングなどを組み合わせます。

Q. どのくらいで変化を感じますか?

個人差がありますが、まず「腰だけで動かさず、股関節や背中が使える」感覚に気づくことが最初の変化です。焦らず続けることが大切です。

Q. 病院に行くべき腰痛の見分け方はありますか?

脚のしびれ・脱力が進む、お尻や陰部の感覚異常・排尿排便のトラブル、安静でも治まらない・夜間に強くなる痛み、発熱や体重減少、強い外傷のあとの痛みは、背骨や神経の重い問題のサインのことがあります。運動より先に整形外科などを受診してください。

Q. 体力に自信がなく、運動が苦手でも大丈夫ですか?

大丈夫です。Kick&Coreの会員の93%は運動初心者からのスタートです。最大4名の少人数制で、理学療法士がその日の体調と腰の状態に合わせて強さを調整するので、いきなり追い込むことはありません。腰痛がある方こそ、専門家の目があるところで始めることをおすすめします。

まとめ:腰痛は「腰だけ」でなく「全身から動かす」

  1. 腰は”被害者”のことが多い——犯人は股関節と背中の硬さで、腰が代償して使いすぎている(臨床で大切にしている見方)
  2. 腰だけケアしても戻る——受け身のケアは一時的。自分で動くことが柱(ガイドライン一致)
  3. 安静にしすぎない——動ける範囲で活動を続けるほうが回復に役立つ
  4. 続けられる運動を、専門家の評価のもとで——どの運動が一番かより「続くこと」が最重要

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参考文献:※1 Hayden JA, et al. Exercise therapy for chronic low back pain. Cochrane Database Syst Rev 2021(運動療法の代表的レビュー)/Foster NE, et al. Lancet 2018(腰痛シリーズ)/Dahm KT, et al. 安静より活動維持を支持. Cochrane 2010/NICEガイドライン NG59。※2 股関節可動域と腰痛の関連は Sadler S, et al. Musculoskelet Sci Pract 2019(ただし質の低いエビデンスで因果は未確立)/hip-spine syndrome(Offierski & MacNab 1983)。※3 受動的治療単独は非推奨・能動的運動を柱に(NICE NG59/ACP 2017/Lancet 2018)。※4 無症状者にも脊椎の加齢変化は高頻度(Brinjikji W, et al. AJNR 2015)。※「腰は被害者・犯人は股関節と背中」は理学療法士の臨床上の考え方で、すべての腰痛に当てはまるものではありません。反り腰と腰痛も直結するとは限りません(Laird 2014/Chun 2017)。※本記事は一般的な健康情報で、診断・治療を目的とするものではありません。監修:高任良知(理学療法士)

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この記事を書いた人

高任 良知のアバター 高任 良知 理学療法士・Kick & Core代表トレーナー

Kick & Core代表トレーナー・理学療法士(国家資格)。病院・整体院での臨床経験を経て、つくば市天久保のセミパーソナルジムKick & Coreで最大4名の少人数制キックボクシング・ピラティスを直接指導。
【保有資格】理学療法士国家資格/PHIピラティスインストラクター MATⅠ&Ⅱ・PROPS/Fascial Manipulation Level 1〜3/Crush & Core Bodywork Instructor/Vision Assessment Trainer/ファスティングマイスター

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